
一般競争入札は、まず入札の公告から始まります、そして、公告に示された競争参加資格(入札参加条件)を満たすと判断した一般競争入札参加希望者が、申請書と確認資料を提出して、発注者がその確認を事務的に行います。
参加資格を満たすと認められた場合は、指名競争入札における発注者の指名という発注者側の裁量行為を経ることなく、自由に参加できます。
この一般競争入札は、広く入札参加希望者に入札に参加する機会を提供し、また、競争参加者の選定に発注者の恣意が入る余地が無いので、経済性に優れた方式であるといえます。
他方で、一般競争入札方式は、競争に参加する方の資格を客観的に設定することが困難であるため、不良・不適格業者が参加してしまったり、さらに、ダンピング受注が起こりやすいというデメリットもあります。
一般競争入札の公告から入札までの標準的作業日数は、約40日となっています。
ちなみに、国土交通省直轄工事では、競争参加資格の確認、質問書に対する回答、競争参加資格が無いと認めた理由の説明要求への対応に行動計画以上の日数を見込んでいるため、標準的日数が増加しています。
標準タイプの一般競争入札のフローチャートについては下記のご参考下さい。


0120-717-067
