東京都や都内の区市町村の入札に参加する為には、「競争入札参加資格審査」を受けて、「競争入札参加有資格者」として名簿に記載されなければなりません。
なお、東京都は「東京都電子調達システム」、都内の区市町村は「東京電子自治体共同運営電子調達サービス」と、入札のシステムが分かれています。両方で入札に参加したい場合は、それぞれに申請をして競争入札参加者として名簿に記載される必要があります。
また、どちらの参加資格も、「建設工事等」と「物品買入れ等」の2種類がありますので、競争入札を希望する業種が該当する方の資格審査を申請します。
そして、この「競争入札参加資格審査」の申請には、「定期受付」と、「随時受付」の2通りがあります。
「定期受付」は、建設工事等は2年、物品買入れ等は3年に1度の時期に申請します。通常は、この「定期受付」で申請することになっています。
この「定期受付」で申請しなかった方や「特定調達案件」への入札参加希望者等、定期受付の期間以外に入札参加資格が必要になった方は、「随時受付」で申請することが可能です。この「定期受付」と「随時受付」の審査基準は同じです。
なお、申請は、法人(個人)単位ですので、二重申請にならないように注意する必要があります。また、個人の場合は、「個人名」又は登記してある「商号」で申請しましょう。商号登記していない「屋号」では申請は出来ません。
そして、万が一申請内容に虚偽の入力又は記載したことが判明した場合は、資格を取り消されてしまいます。また、申請内容に重大な誤りがあった場合も、資格を取り消されることがありますので、十分注意しなければなりません。